急がないでください

「このセミナーの告知協力をしてもらえませんか」

と言われることがあります。

 

私はそのセミナーを聴いたことはない。

知らないので告知できません。

 

もちろん、主催者を知っていてその人を信頼していている

という理由で書くことはあります。

その内容が一目瞭然で、納得できた例外的な場合に限ってです。

 

でも、普通、知らないことは書けないのです。

書くということは、責任が伴うこと。

 

それを読んで「前田さんの推薦なら」と参加された人が

もし失望するようなことがあってはいけません。

 

本もそうです。

読んだ本だけを「読了」と書いてブログでご紹介しています。

 

知らない人、聴いたことがないお話、読んだことがない本。

書けません。

 

自分についても同じです。

 

名刺交換をしたとたん

「コピーライターさんですか。じゃあ何かあれば仕事まわしますよ」

と言われたら「急がないでください」とお答えします。

 

コピーライターなら誰でもいい。

そんな意識が見え隠れしている場合です。

 

「ブログやHPがあるので、ぜひ読んでください。

そして一緒にやっていけそうだと思ってくださったら

その時にぜひご連絡ください」と言います。

 

どんな考えを持つ人か。

どんなことにイエスで、どんなことにノーか。

最初のうちに分かりあっておく。

ちゃんとした仕事をするための当たり前のルールです。