ダイバーシティ=女性社員の活用 と直結して考えられがちです。
実際はどうでしょう。
女性だけでなく、あらゆる人が活躍できるように……
もっと間口の広いお話ですよね。
性別や年齢、国籍に関係なく、属性によらず、多様な人材を活用するということ。
たとえば、
・育児と仕事を両立する既婚者
がいれば
・子どものいない既婚者
もいます。
・子どものいる独身者
・子どものいない独身者
もいます。
・親を介護する人
もいれば
・親を介護していない人
・いずれ親を介護する人
もいます。
・親だけでなく、
子どもやきょうだいや親戚を介護する人
もいます。
ハンディや働きにくさを抱えている人だけが尊重されるのではなく、ハンディがない人も尊重され、誰もが働きやすいことが大切です。
この点で、まだまだ十分に行き渡っていない概念なんだなと思います。
経営者自身がその問題に直面していれば実感が伴うのですが、社員の年齢構成や社員数によっても直面する問題が変わってくるので、なかなか実感しにくいのでしょう。
経営者の方は、そんな社員の実情を、どれだけ把握できていますか?
「属性によらない多様な人材を育成する」という目標を掲げることは、属性を無視することではありませんね。
仕事の目標だけでなく、個々の置かれた環境についても、日頃からコミュニケーションをとり把握していくことが大切です。
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