いろんな方によく言われます。
「前田さんの文章は、スーッと入ってきます。
いつの間にか、最後まで読んでしまう。 どうしたら、そんな風に書けますか?」と。
3冊目の本(『前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?』)を読んだ方からも、よくいただいた感想です。
この本を執筆した時は、
「育児や介護で忙しい人たちにとって、時間は貴重。
スキマ時間でも、パッと読んで、すっとわかる」ようにと心がけました。
なんども推敲しました。
だから余計に、そういう感想が多かったんでしょうね。
甲斐があった! うれしいことです。
あなたが文章を書くときのことを思い出してみましょう。
きっと、何かしらの目的があるはず。
・買ってほしい
・読んでほしい
・悩みを解決してほしい
・喜んでほしい
……などなど。
でも、それを叶えるには
「読んで意味が伝わる」が大前提。
読みにくかったり、意味が通じないギクシャクした文章では
「目的以前」のことになってしまいます。
1行目を読んでもらえなければ、2行目は読んでもらえません。
2行目を読んでもらえなければ、3行目も読んでもらえません。
書き出しから、最後まで読んでもらう。
そのためには何度書き直してもいいんです。
プロでも、何度も推敲します。
リズムや文末の言葉、
一文の長さ……
ほかには、どこに気をつけたらいいの?
「この7つのコツをおさえるだけでもっと読まれる文章になる」では、
「わかりにくい文章を大改造」するコツを示しています。
そして、
「読まれる文章」を理解できたら次は、第3章の「共感される文章」へ。
章が進むにつれてステップアップできるようになっています。
SNSで個性を表現したり、専門的な知識をシェアしたり。
それ以前に
「わかりやすい、誤解のない文章」を心がけたいですね。
この本がお役に立てばうれしいです。