「お名刺」という言い方は、一見ていねいに聞こえるかもしれません。
「お手紙をお送りします」「お電話を差し上げます」は正しい表現ですが、
「お名刺」とは使えません。
自分の名刺に使うのは不自然です。
ビジネスの場では、
- 自分の名刺 → 「名刺」
- 相手の名刺 → 「お名刺」
と使い分けるのが基本です。
■ なぜ「お名刺」は不自然なのか
敬語にはルールがあります。
「相手のものは高める」
「自分のものはそのまま」
これにより
- 相手の名刺 → お名刺(OK)
- 自分の名刺 → お名刺(NG)
自分のものを持ち上げてしまう形になるためです
■ よくある間違い
×「私のお名刺をお渡しします」
→ 自分の名刺を高めている
✔ 正しい言い方
- 「私の名刺をお渡ししてよろしいでしょうか」
- 「名刺をお渡ししたいのですが」
- 「〇〇様のお名刺を頂戴できるでしょうか」
■ なぜ間違いやすいのか
ここがポイントです。
「丁寧にしようとして盛りすぎてしまう」のですね・
実際、他にも敬語では
- 二重敬語
- 過剰表現
がよく起きます。
■ まとめ
- 「お名刺」は相手に対して使う
- 自分には使わない
- 丁寧にしすぎると盛りすぎで、不自然になる
